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エコライフ

エコフレンドリー生活を始める際のNGリスト

私は、エコというものにはあまり関心がありませんでした。

昔、友人が

「今ものすっごい暑いのに、エアコンの温度を何度か下げることが、俺らが生きている時間の中での環境問題の解決につながるとは思わない」

と、外出先から帰って、汗だくな時に言い放ちました。

同じく汗だくだった私はその時、
エアコンの冷たい風と少しの罪悪感を一緒に感じながら

「そうだね」

と言ったのを覚えています。


それから数年が経ち、カナダ、アメリカに住んだ後、ドイツに移り住んだのをきっかけに、環境に配慮した行動に関心を持ち始めました。

環境を考えた、気持ちいい暮らしを求めたきっかけ

「貧乏くさい」とか「神経質っぽい」と思われても、

私はハンカチを持ち歩いて、

お気に入りの11年もののカーディガンを着て、

プラスチックストローをいりませんと断り、

ビニール袋を使わない買い物の仕方をしています。

戸惑う店員さんの反応にはもう慣れました。

「そんなことしても環境破壊は止まらないよ」
と言われるかもしれません。

そしてそれも事実かもしれません。

それでも私は、

今まで他人や自分のことを考えて言動してきた人生の中で、「地球のために」行動することに、ある種の新しい喜びと価値観を感じています。

そんなエコフレンドリーな生活をスタートする際にしがちなNG事項があります。

私の経験と下記のブログを参考に、そのNGな事をまとめてリストにして紹介します。

Source : https://themaiablog.com/2018/07/13/how-not-to-start-ethical-living/


①知識や経験の差でパニックにならない

エコフレンドリーについて学び始め、SNSなどで同じ考え方の人たちと繋がって最初に気づくことは、知識や経験の差です。

頑張って環境やエコフレンドリーな生活に関して情報収集して自分の生活に取り入れてみても、
エコに関して数百キロも先を走っている先輩はたくさんいます。

どんなに走っても走っても、
その先輩方の姿は米粒程度にしか見えないくらい遠い先を走っている…

驚いて、そしてちょっと尻込みしてしまうかもしれません。

でも大丈夫です。

あなたはあなたのペースで取り組めばいい。

エコフレンドリーな生活は、競技ではありません。

それよりも、先輩方から知識を得て、
彼らの姿を見て、
自分の生活に取り入れられるものから始めていけばいいのです。

②自分は仏であると思ったり、他の人を批判しない

プラスチックのストローを貰ったり、
ビニール袋を使ったり、
雨の時のショッピングバックの上にさらにビニールをかけてもらうのも、
その人がそれが良いと思っているからそうしているだけです。

私はそれらは全て断りますが、それを断らない人が、環境汚染を率先してやっている張本人であるとか、環境問題を無視しているというように、判断してはいけません。

私とは違う観点を持っているというだけです。

だからエコフレンドリーな暮らしを取り入れている自分は仏であるなどと勘違いをしないでください。

③自分らしさを失わない

エコフレンドリーということで、
古着をおしゃれに着こなしたり、
エシカル・エコロジカルなボーホースタイルにすることが全てではありません。

私はとりわけこの「古着をおしゃれに着こなす」において、まったくセンスがありません。

何よりも自分らしさを大切にしながらエコフレンドリーの取り組みをしていきましょう。

④講義のように説き聞かせない

私も日々、様々な情報元からエコに関する情報を集めて学んでいます。

どんどん環境やエコに対する知識が増えていくことはとても嬉しいものです。

そしてそれらの知識から自分がこれからどう行動をするかを自分なりに考えることも楽しいです。

そしてこの知識を誰かに聞いてほしい!
もっと多くの人にも私と同じように感じてほしい!

そうやって大学教授のような講義を家族との食事の時間や友達との飲み会で始めるのはやめましょう。

そうやっても、彼らの気持ちはあなたと同じ方向を向くとは限りません。

その時が来れば、
彼らは自分たちで関心を持ち、
情報収集を初めて、
そしてあなたに質問をしてくるかもしれません。

もちろん、今自分がどう考えて何を重視して行動しているかを簡単に話すのは良いことです。

しかし壮大なスピーチは、やめておいたほうがいいでしょう。

⑤完璧な形が全てではない

私は朝起きたらまず、小鳥たちが朝日の中で活動を始める、芝生が気持ち良い庭でヨガをする。
瞑想をして新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、その後はオーガニックの緑茶を淹れ、インスタ映えする朝食を、朝の光を浴びながら食べる。

その後緑の多い庭を見渡せる特等席のデスクで仕事をして、
夕方にはエコバックを持って、近くのオーガニックマーケットで買い物。

夕食には自家製スープで炊いた玄米を使ったリゾットを食べ、生ゴミはコンポストに入れてたい肥をつくる。

ゼロウェイストの固形シャンプーと石鹸を使ってシャワー。オーガニックコットンのタオルで体を拭き、オーガニックコットンのパジャマを身にまとい、同じ素材のリネンのベッドに横になる。

……予定かもしれない。

エコフレンドリーな生活は、みんなが憧れるような「完璧な形」にするのが目的ではありません。

より地球環境に優しい生活をおくれるよう、日々の成長や進化を大切にするべきです。

⑥方法は一つだけと思わない

インターネット社会の今、色んな情報を手に入れることができます。

エコフレンドリーに関して調べていると、
これは取り入れたいと思う情報もあれば、
これはなんか違うなという情報もあります。

それでいいのです。

自分の生活の中でどうエコフレンドリーに取り組むか、自分流の方法があって当たり前です。
他の人も様々な方法で取り組んでいます。

⑦一人じゃない

友達や家族がエコフレンドリーの活動に理解を示してくれなくても、ストレスを抱えないでください。

SNS上で検索すれば、本当に多くの人が同じトピックに関心を持って生活をしています。

是非そういう場で意見を交換したり、質問したりして、どんどん情報を集めましょう。

私もあなたからの質問やご意見を頂けるのを楽しみにしています。

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