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エコライフ

みかん・レモン 柑橘類の皮の利用方法

みかんやレモンを食べたり使用するときにいつも捨てている皮、なんだかもったいないなぁと感じていませんか?

あのフレッシュないい匂いの皮を捨ててしまうなんてもったいない!

そう思って今回は、ゼロウェイスト・プロジェクトとして、柑橘類の皮の利用方法についてまとめます。

無農薬の場合には口にする形で再利用ができて、
無農薬でない場合には、口にはしない形で再利用方法があるので、
この2つのカテゴリー(無農薬か農薬使用か)でまとめてご紹介します。

基本的にはみかんの皮の利用方法でまとめますが、
レモン、はっさく、オレンジなど、他の柑橘系の皮でも再利用ができます。

無農薬みかんの皮の利用方法

1.フレーバーウォーターを作る
2.キャンディを作る
3.みかんの皮を粉末にして調味料として使う
4.みかんゼストとして冷凍保存して、料理に使う
5.柑橘の香り付きオリーブオイル
6.乾燥したみかんの皮を紅茶を楽しむ際に使う
7.エキストラクトを作る

無農薬でないみかんの皮の利用方法

1.部屋の加湿・アロマディフューザー替わりに利用
2.ゴミ箱やその周辺の掃除・消臭剤として使用
3.掃除洗剤代わりに使用
4.虫除けスプレーとして使う


まず最初に、みかんの皮の栄養成分についてですが、
皮とあの白い筋には、果肉よりも多い栄養素が含まれています。

ビタミンC/ビタミンP(ヘスペリジン)/食物繊維/カロテン

これを捨てずに食べることで、より多くの栄養を取り入れることができ、さらにゼロウェイストとなるため、一石二鳥です。

無農薬でないものは、掃除に使ったり消臭剤として使うことで無駄を減らせます。

それでは、上記の利用方法の詳細をこちらでまとめます。

【詳細】無農薬みかんの皮の利用方法

1.フレーバーウォーターを作る

→皮をそのまま水に入れるだけ。
飲む前に冷蔵庫で冷やすのとフレッシュなフレーバーウォーターになるのでおすすめです。

 

2.キャンディを作る

下記のレシピでは、グレープフルーツとオレンジでのキャンディ作りを紹介します。

材料:
・グレープフルーツ2つ もしくはミディアムサイズのオレンジ4つ
・砂糖1カップ
・水 1/2カップ

①皮をスティック状に切る。
②皮を鍋に淹れて水を入れて、しばらく沸騰させたら水気を切って、また冷たい水を鍋に入れて沸騰させ、水気を切る。
③鍋に2回沸騰させた皮をいれて、砂糖と水1/2カップをいれて、皮が半透明っぽくなるまで煮立たせる。だいたい20分ほど。
④水気を切って、水・油切りバットに並べて2−4時間乾燥させる。
⑤コーティング用の砂糖を容器やビンに入れ、底に皮をいれて振り、全体に砂糖をまぶして出来上がり。

 

3.みかんやレモンの皮を粉末にして調味料として使う

1.粉末にして使う場合には、皮を果肉から向く前に、ピーラーで皮だけ(白い部分があまり入らないように)剥きます。

2.皮をスティック状に切り、自然乾燥させます。
(カリカリに乾燥するまで、数日間かかるときもあります。)

3.乾燥した皮をグラインダーで粉末になるまで砕く。

粉末になったものを調味料として使用したり、お肌のスクラブなどにも使えます。

 

4.みかんゼストとして冷凍保存して、料理に使う

おろし金やピーラーで向いた皮を容器に入れて冷凍保存しておけば、料理の香り付けなどに使えるオレンジゼストとして使えます。

 

5.柑橘の香り付きオリーブオイル

1.オリーブオイル、ピーラーで向いたレモンの皮を鍋に入れる

2.沸騰させない程度に温めた後、火を弱めて10分ほど煮込む

3.その後、火からあげて常温まで冷ましたらオイル瓶にいれて完成

冷蔵庫に入れて保存すれば1ヶ月ほども保ちます。

Source : https://www.sidewalkshoes.com/lemon-infused-olive-oil/

 

6.乾燥したみかんの皮を、紅茶を楽しむ際に使う

乾燥させたみかんやレモンの皮を、紅茶を楽しむ際にフレーバーとして入れると、いつもの紅茶で一味違った楽しみ方ができます。

 

7.エキストラクトを作る

お菓子やケーキ作りをされる方はオレンジやレモンのエキストラクトで香り・風味付けをする際、エキストラクトを使用しますが、
それも簡単に作れます。

1.白い部分をなるべく含まないように薄く皮を剥ぐ

2.清潔なボトルに皮とウォッカを入れて振る

3.冷暗所で3−4ヶ月寝かせる

4.その後皮を取り出し(それ以上入れておくと苦味が出てきてしまうため)、完成です♪

【詳細】無農薬でないみかんの皮の利用方法

 

1.家の加湿・アロマディフューザー替わりに利用

みかんやレモンの皮を鍋で煮詰めるだけで、お部屋の加湿が自然の柑橘系の香りでできます。

アロマディフューザーの替わりですね。

オレンジにシナモンスティック、クローブを入れたりなど、あなたの好きなアロマを見つけてください。

また、みかんやりんごの皮などを乾燥させて、後日乾燥ポプリとして使うこともできます。

乾燥ポプリ、スプーン一杯を煮詰めるだけで、お部屋のアロマディフューザー替わりになります。

乾燥させても、乾燥させなくても使える方法としておすすめです。

 

2.ゴミ箱やその周辺の掃除・消臭剤として使用

皮から出るエキスがシンクなどの掃除に利用でき、
さらに消臭効果があるのはご存知かと思います。

掃除をして臭いが気になるゴミ類の近くに消臭剤として置いておくのが良いでしょう。

 

3.掃除洗剤代わりに使用

私もこちらの掃除洗剤のヘビーユーザーです。

猫ちゃんと暮らしているので、家の中の掃除はなるべくナチュラルな素材のものを使いたいのです。

赤ちゃんや小さいお子様がいるご家庭でも、おすすめです。

1.蓋付きの空き瓶にみかんの皮を入れて、ホワイトビネガー(日本のスーパーなどにはなかなか売っていませんが、Amazonで購入できます)を皮が全て浸かるくらいの量を入れます。

2.3週間冷暗所で漬け置きをします。

3.3週間後、ガーゼを使ってオレンジの皮と液を分け、ガーゼの中に残ったオレンジの皮を軽く絞れば、オレンジの皮の洗剤の出来上がりです。

使用する際はオレンジビネガー洗剤と水を1対1の量で混ぜて使います。

お好みでエッセンシャルオイルを足して、香りを楽しむのも良いです。

私はレモンのエッセンシャルオイルを入れて、フレッシュな香りを楽しんでいます。

私が使っているホワイトビネガーは、ケチャップで有名なハインツのもので、もちろん料理にも使えます。

こちらはプラスチックではなく瓶で売っているので地球に優しいのもいいですね。

そしてオレンジ洗剤のスプレーボトルは、ガラス瓶のスプレーボトルを使用しています。

プラスチック容器が多いスプレーボトルも、ガラス製でノープラでエコに、そして重厚感もあっておしゃれで気に入っています。

 

4.虫除けスプレーとして使う

皮についた白い部分をできるだけ取り除き、鍋に水と皮をいれて沸騰した後火を弱めて5分ほどコトコト煮ます。

火から鍋を上げてフタをして、1日置く。

その後皮を取り除いて、残ったオレンジエキスをスプレーボトルに入れて、虫よけとして使うことができます。

こちらもガラス製のスプレーボトル(携帯用50ml)でおしゃれに携帯しましょう♪


もちろん上記のように使わなくても、生ゴミでたい肥を作っている方はたい肥に利用することができます。

是非みかんやレモンの柑橘系の皮を利用してみましょう。

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