エコフレンドリーとミニマリズムの観点から、私は少ない洋服を長く愛用することを心がけています。
エコフレンドリーの観点:
洋服を長く愛用するということは、破棄する洋服が少ないため、環境に配慮したエコフレンドリーな生活要素の1つとなります。
ミニマリズムの観点:
お気に入りで質の良い、少ない数の洋服を所有して、生活空間と毎日の洋服選びの時間をミニマルにしています。
今回はそんな私が実践している、洋服を長持ちさせるお手入れ方法をまとめました。
まずは、洋服選び・購入の際の意識からご紹介し、その後、実践的な長持ちさせるお手入れ方法をご紹介します。
1.スローファッションを所有する
ファストファッションの対義語として使われる「スローファッション」とは、
洋服自体の質と製造過程にこだわった洋服で、
大量生産で安価に手に入るものとは異なり、値段が高いのが特徴ですが、
その着心地は良く、長く愛用できる洋服の代名詞となっています。
環境に配慮したエシカルファッションブランドのスローファッションを購入することで、エコ活動を行う企業のサポートにもなります。
2.トレンドを避けて洋服を購入する
「流行」「トレンド」とは、「一時的な」ものです。
つまりその「一時的」な期間に合わせて急いで大量に生産され、
「流行り」のうちに消費者に届くように作られたものと、私は考えます。
そのため、その作りは長く愛用できるものではありません。
「一時的に」かっこいい・かわいいと評価されているものよりも、作りや素材にこだわったスローファッションを購入することが、自分の洋服を長持ちさせる方法の第一歩目となります。
3.量より質を買う

例えば、1万円分の洋服をH&Mで購入すると、7ー8着購入できるので、コーディネートも色々できて楽しいかと思いますが、その洋服たちはデザインや質により、2-3年で買い替えとなる可能性が高いです。
しかしエシカルファッション/スローファッションの洋服を1万円分買うとなると、個々の値段が高いので2ー3着のみとなってしまうかもれませんが、良質なデザインのため、5-10年持ちます。
また値段の高いお気に入りの洋服は、自然と丁寧に扱うので、長く愛用できます。
長い目で見ると、2-3着のスローファッションを買って長い間愛用するほうが安い、ともいえるでしょう。
次に、実際に洋服を長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。
洋服のタグに表示されている洗い方を守ることは大前提として、プラスアルファで以下の方法があります。
4.洋服の洗濯頻度を下げる
汗をたくさんかいた日やスポーツウェア以外は、私は基本的に洋服(下着以外)は2回着るごとに洗濯をします。
頻繁に洗濯することは生地を痛める原因となり、また色が退色する原因となるだけでなく、水の無駄遣いともなります。
洋服を洗う代わりにできることとして、以下のことがあります。
・着た洋服は、ハンガーにつるして風通しのよいところにかける。
・匂いが気になる場合には、ファブリーズなどをかけてからハンガーに吊るして外に数時間かける。

5.冷たい水で洗濯をする
温かい水での洗濯は、洋服や繊維の縮みや変形、傷み、そして退色の原因となります。
また、洗濯の際に使用されるエネルギーのうち、より多くのエネルギーを必要とするのは、水を高温にする過程です。
さらに汗ジミや血などの汚れの中には、高温の水にさらされることで固まるので、汚れが定着していまいます。
洋服のためにも、環境のためにも、冷たい水で洗濯をしましょう。
6.裏にして洗濯をする
洗濯の際、洋服同士の生地が擦れて生地の見た目が傷んだようにならないよう、洋服を裏にして洗濯してください。
そうすることで見た目の新しさも保たれます。
7.自然乾燥をする

乾燥機は衣類に負担がかかり、傷めたり、縮んだりさせてしまいます。
洋服はなるべく干して乾燥させましょう。
8.収納時に詰め込みすぎない

収納時には、洋服同士の感覚を開けてスペースを作ってください。
詰め込みすぎることで匂いの原因菌が増殖したり、また湿気や虫が集まりやすくなってしまいます。
クローゼットの中の洋服にも、深呼吸をさせてあげましょう。
Source :
a little rose dust “How to take care of your clothes & make them last”
Twothirds “10 TIPS: HOW TO TAKE CARE OF YOUR CLOTHES”
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