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エコライフ / ミニマリズム

エコミニマリストになってからのお金の使い方の変化

ミニマリスト、特に私はエコミニマリスト(グリーンミニマリスト)になってから、お金の使い方が、以前とは異なる基準で行われていることに気がついたので、今回はそれについてまとめます。

*エコ(グリーン)ミニマリストについては下記の記事を御覧ください。

6つのミニマリストタイプ

最初にお伝えしておきたいのは、

「節約できてお金が貯まるからミニマリストになる」

という観点で私はミニマリズムを見ていません。

「ミニマリズムでお金をためよう!」
「ミニマリズムで節約して月○万円貯まる!」

というタイトルを見かける方もいらっしゃるかと思います。

しかし私は、

ミニマリズムで自分の人生・生活にとって大切なことに集中するようになったら、

気づいたらお金が溜まっていた、という感じですので、

その点ご了承の上、この記事を御覧ください。


目次
・ミニマリズムを取り入れて支出が減った理由
・お金をかけること・お金をかけないこと
・高くても質が良いもの、でも自分の身丈にあったもの
・無駄遣いをなくす方法
・足るを知る


ミニマリズムを取り入れて支出が減った理由

前記したように、私はミニマリズムを生活に取り入れたことで、お金が溜まっていました。

収入額が以前よりものすごく多くなったわけではありません。
つまり、単純に考えると、支出額が減ったことになるのですが、

それでも私は日々十分に幸せを感じる生活を送り、

一年に一度は日本に帰って会いたい人に会って、

一年に何度か旅行にいって新しい世界を見て、

生活においては、まったく不自由していませんし、むしろ幸せです。

ミニマリズムを取り入れて支出が減った理由としては、下記の3点が上げられます。

①支出を把握して、

②節約=我慢でないことを学び、

③いくらくらいの支出で幸せな暮らしができるかを知る

当たり前のことですが、①支出を把握することは、自分の生活の支出が数字で可視化されます。
慣れてくると、毎月、どの分野の支出が高くなってきているかが、合計を出さなくても感覚でわかります。

そして②、節約は我慢でないということを学ぶことで、支出が高くなってきている分野の支出を、ストレスなく抑えることができます。

例えば、節約のために今日は冷蔵庫にあるもので夕食を作ろう、という時。

「本当はラーメンが食べたい。。。」
けど、食べに行くと高くなるから我慢我慢。

食べたかったけど食べられない状況に集中するのではなく、
冷蔵庫にあるものでどんな美味しいものが作れるかな?
ということに集中して、インターネットで美味しそうなレシピを楽しみながら探します。

そして、

ラーメンを食べなかった=カロリーが抑えられた

ということで、食後にちょっと甘いものでも食べてもいいよね♪ということになり、
我慢&ストレスのない「節約」の思考を働かせるようにします。

そういう生活を送ることで、③どのくらいの支出で十分豊かな暮らしが送れるか、それが把握できるようになり、ここまでくれば、自然とお金が溜まっていきます。


お金をかけること・お金をかけないこと

さて、そんな私のお金をかけることお金をかけないこと、それは下記の通りとなります。

お金をかけること
・旅行=経験
・ストレスを感じないこと
・長く愛用できるもの
・エコフレンドリーなもの

お金を使わないこと
・代用できるもの
・安売りをしている今必要でないもの

まず、お金をかけること。

旅行や経験は、したい!と思った時に実行しています。
旅行は心のビタミン。
新しい世界を自分の目で見て、肌で感じること。非日常空間に行くこと。
これらは、自分を見つめ直す機会にもなりますし、人生のかけがえのない財産となります。
そんな旅行(経験)には、きちんとお金をかけています。

そしてストレスを感じないこと、これも私にとって大切なことであり、お金をかける分野となります。

例えば旅行での宿泊先について。

宿泊先がバス・トイレは1フロア1つで共用の、半ドミトリーのような宿泊施設は安いですが、私はしっかりと旅行中の疲れをとって次の日に疲れを持ち越さずに行動できるようにすることを重視しているので、ホテル(バス・トイレがお部屋についている)宿泊先を手配します。

共用のバス・トイレでは、人が入っているかどうかを気にしなければいけない、一度部屋の外に出るので部屋の鍵を持って、部屋の鍵を締めてトイレに行って…
シャワーを浴びる時に部屋に忘れ物があったらまた取りに行って…
このようなことはストレスとなるので、このストレスを感じるくらいなら、金額の高いホテルを手配します。

日常生活でも同様にこの「ストレスを感じない」視点でお金を使います。

例えば、別のスーパーに行けばもう少し安い値段で売っているかもしれない野菜。
けれど、別のスーパーに行く労力、
もしかしたら安くないかもしれないという不安、
別のスーパーに行っている時間を換算すると、
今この野菜を買ったほうがストレス等がないので、値段が高くても買う、という流れです。

そして長く愛用できるもの、そこを重視して購入する物を選びます。
物を買う時に私はよく、

「これを自分の子供や孫が欲しがって、将来的にあげられるといいな」

と考えます。

最後に、エコフレンドリーな物にお金をかける。

物を購入するとき、エコフレンドリー素材か、
またその会社が地球環境に配慮しているかどうかを考慮して、
値段が高くてもエコフレンドリーな物を選択します。

自分がお金を支払う相手が、プラスチックを多く使っていたり、地球環境に配慮していないのであれば、
地球環境を考えて同様のサービスを提供しているところにお金を落としたほうが、その会社が大きくなるためのサポートをできる=地球環境を考えた会社の繁栄に貢献できる、ということになります。

例えば先日、髪をとかすクシを買おうとお店に行くと、
プラスチック製のクシが多く、また安く売られていました。

一方で、値段がプラスチックのものよりも高い、木製のクシもあり、環境や動物に配慮した自然原料を使っている会社のものがありました。

この場合、もし私がこのプラスチック製のクシを購入すると、
このお店はまた、このプラスチック製のクシを製造している会社にクシを発注して補充することになります。
「木製のクシよりプラスチック製のほうがよく売れる。今後はプラスチック製のクシのコーナーを広げて、ラインナップを増やそう。」
そういう流れになりますね。

しかし、木製の、エコフレンドリーな会社の物を購入することで、
この会社の活動を支援、つまり環境に配慮したものづくりの支援ができていることにもなります。

また食材は、パッケージフリーであるものを優先的に購入します。

そしてお金を使わないことは、エコの視点で「代用できるもの」そして安売りをしている今必要でないもの、です。

先日マスクを手作りしたのですが、耳にかける部分のゴムが家にはありませんでした。
ゴムの代用として、いらなくなって保管しておいたストッキングを細めに切って三編みをして、マスクのゴム代わりとしました。

そして安売りしているものを、「今」必要でない場合には買わない、ということも大切です。


高くても質が良いもの、でも自分の身丈にあったもの

ミニマリストの方が良く仰っている、

「所有物が少ない分、一点一点を質の高い物で揃える」

という部分が私は好きです。

私も少しずつ、古くて使えなくなったものを新しく買い換える時には、質を重視して購入します。

ただし、「自分自身の収入に見合うレベルの金額」のものを購入するようにします。
自分の身丈を知る、ということです。

たとえば、先日購入したエスプレッソマシーン。
15万円の物があり、質も良くてデザインもミニマル、評判が良いのですが、購入したのは、自分の身丈にあった5万円代のエスプレッソマシーンを、色んなレビューを見て、その価格帯でベストと思われるものを購入しました。

・質の高いものを厳選する
・しかし自分の収入に見合ったもの

この2点を意識して購入しています。


無駄遣いをなくす方法

ただ、それでも「これ買ったの、失敗だったなぁ…」なんてことはあります。
その時は、その失敗談をしっかりと受け止めて、分析することを大切にしています。
どういう判断基準で購入を決め、その基準の何がいけなかったのか

それをしっかり受け止めることで、同じパターンの無駄遣いをなくすことができ、また今後の購入もしっかりと、正しい方法で吟味するようになります。


足るを知る

私は「足るを知る」という概念があることに感謝しています。

これは、私の祖母が、「足るを知る」を体現して生活をしているのを子供の頃から見てきているからだと思いっています。

口で「足るを知ること」と言われ続けるよりも、
実践している姿を見せる方が勉強になるなと、改めて思いました。

これからも、生活・人生の中で大切なことにフォーカスを当てながら、
ミニマルで豊かな暮らしを続けて行きたいと思っています。

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