私のミニマリズムとの出会いのきっかけは、毎朝の洋服選びが面倒だと思ったからです。
面倒とはいっても、オシャレはしたい。
何か良い方法はないか、そう考えた時に見つけたのが、海外ミニマリストの「カプセルワードローブ」という考え方でした。
カプセルワードローブとは:
少ない洋服、厳選された洋服が詰まっているワードローブ(クローゼット)で、そこには自分のお気に入りで、多目的に使用でき、流行に影響を受けない、そして良い品質の洋服が入っています。
自分の体に合わないもの、自分のスタイルに沿っていないもの、体のラインをきれいにみせないもの、これらはこのカプセルワードローブにはありません。
「この色/柄/素材、とても素敵!」
とお店のハンガーにかかっている時に一目惚れしたのですが、
自分が着てみると、ハンガーがその服を着ていたときよりもときめきがない、そんなことが良くありました。
しかし、こんなにときめいた洋服、「なんとかして自分に似合ってほしい」という自分勝手な考え方で購入し、そしてずっとハンガーにかかったままワードローブの中にいることがあります。
自分よりハンガーが着たほうが素敵に見える洋服は、手放しましょう。
カプセルワードローブの作り方
早速、カプセルワードローブの作り方を見ていきましょう。
カプセルワードローブ内のお勧めする洋服のアイテム、そしてそれぞれのアイテムの数は下記の通りです。
- ジーンズ(2-4本)
- 暗い色のジーンズ 1-2本
- 明るい色のジーンズ 1-2本
- パンツ/ホットパンツ/レギンス(4-8アイテム)
- パンツ(モノクロ系のものと、色付きのもの) 1-2本
- ホットパンツ 2−4本
- レギンス 1-2本
- アウター(2-3枚)
- ジャケット 1-2枚
- 厚手の冬用コート 1枚
- 重ね着用(2-4枚)
- カーディガンもしくはセーター 1-2枚
- ブレザー 1-2枚
- 冬用トップス(2-4枚)
- 長袖シャツ 1-2枚
- 長袖ブラウス 1-2枚
- 夏用トップス(4-9枚)
- 半袖シャツ 2-3枚
- タンクトップ 1-3枚
- 半袖ブラウス 1-3枚
- スカートとワンピース(2-6枚)
- カジュアルなスカートとワンピース 1-3枚
- フォーマルなスカートとドレス 1-3枚
- フォーマルな靴(2-4足)
- ヒール付き(1-2足)
- ぺったんこ靴(1-2足)
- その他靴(4-7足)
- カジュアルな靴 2-3足
- ブーツ 1-2足
- サンダル 1-2足
- バック類(3つまで)
- 日常生活用
- 大きなバックパック(旅行などのため)
- フォーマルなバック
さて、こちらからリスト(PDF)をダウンロードできます。
カプセルワードローブの作り方 洋服リスト:
上記の数字をなるべく守りながら洋服を厳選し、リスト内にチェックをいれましょう。足りない物は必要となった時に買い足す形です。
とはいっても、私のように、ミニマリストを始めたばかりの人は、上記のリストの洋服の少なさに圧倒されてしまうと思いますが、心配しないでください。
私もそうでした。
そのため、カプセルワードローブリストには、それぞれのアイテムのチェック項目を10個用意して、さらにアイテムの書き足しができるようにしてあります。
まずは、実際に自分がどれくらいの数の洋服を持っているのかを知ることがとても大切です。
後ほど、私が実際に初めてこのリストを使って洋服の選別をした時の結果をお見せ致します。
では、リストをダウンロードしたらまずは、あなたのお家にある洋服を全て一か所にまとめましょう。「全て」です。
そして3つのエリアを作り、それぞれのエリアに置いていきましょう。
・捨てるもの(シミがあったり壊れているもの)
・寄付するもの
・キープするもの
集めた洋服を一つ一つ触って、ときめかなければ(こんまり流ですね)捨てるもしくは寄付ですね。
そして私もそうだったのですが、触ってもなかなかわからない、という時には、一つ一つ着てみましょう。
そしてそれを着て、今から友達との食事や恋人に会いに行くと考えた時、テンション高く行けるかどうかを考えてください。
テンション上がらないと思えば、手放すべきものです。
そして最後のポイントはこちら:
ベースカラー/添え色/アクセント/柄物の4つの色を把握すること。
これは、カプセルワードローブの中にある少ない数の洋服で色々コーディネートをしても、しっくりきて、そして日々のコーディネートに飽きがこないための大切なポイントです。
ベースカラー:
ベースカラーは2つ選びましょう。
ミニマリストの好むベースカラーはだいたい、黒/ネイビー 黒/ダークグレーかと思います。
これがベースカラーとして洋服の軸となります。
私のベースカラー
黒
ネイビー
添え色:
名前の如く、ベースカラーに添える色です。
黒であれば白、ネイビーであればグレー、ダークグレーであれば薄ピンクなど、添え色を最大4色まで選びます。
ベースカラーがボトムスにあれば、トップスの色、もしくは羽織物の色と考えます。
私の添え色
白
グレー
ベージュ
クリーム
アクセントカラー:
マンネリ化を防ぐための、アクセントとなる色です。これはあなた自身が好きな色でかまいません。私は抹茶色と赤が好きなので、これがアクセントカラーとなりますが、こちらも最大4色まで選びます。
私のアクセントカラー
抹茶色
赤
カーキー
ピンク
柄物:
はい、そのとおりです、柄の洋服です。
ストライプやチェック柄、花柄など、上記3つの洋服に加えるだけで、少し気分がウキウキするような、好きな柄を選びましょう。
私の柄物
ストライプ 花柄 チェック柄
はい、ここまでご苦労様でした!
こうやって少ない洋服で生活をするための作戦を立てるのにも、最初は時間がかかるので、
洋服の仕分け作業は丸一日かけられるときにしましょう。
途中で時間がなくなると、後半がずるずる中途半端になってしまうことを防ぐためです。
是非みなさんも実行されてください!
実践してみた結果(画像あり)
ここからは、ミニマリストへの道を歩み始めた私が、実際にカプセルワードローブ作りを最初に行った時の様子をご紹介致します。
最初に全ての洋服をベッドに集めました。
ダブルベッドなのですが、サイズ感がわかるようにKindleを置きました。

ドドーン。。。
洋服の片付けをされる方が良く言っている言葉をつぶやきました。
「私、こんなに洋服持っていたんだ…」
そこからリストを見て、触って、洋服を実際に着て、仕分けをしていった結果がこちらです。

ひどいですよね。(笑)
アイテム書き足し、チェック項目はみ出し、最後の方はチェック入れずに数字を書き出すという、好き勝手やりすぎですね。
しかし、これが現実であり、最初の一歩なのです。
こうやって実際に数字でみることで、どの部門が多くあるのか、どこからどう減らせるかが可視化されます。
一緒にカプセルワードローブ作り、頑張りましょう!
Source : https://www.practigalblog.com/capsule-wardrobe-create-one-5-steps/
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