前回は、スウェーデン6泊5日の旅の費用についてまとめて公開しましたが、
今回は、誕生日の一人旅について、そして一人旅を充実させる、おすすめな過ごし方と考え方についてまとめます。
私の誕生日は10月3日だったのですが、前日の10月2日から6泊5日で、誕生日一人旅としてスウェーデンに行きました。
この旅行は自分への誕生日プレゼントです。
たぶん、誕生日を一人で過ごしたのは、人生初めてかと思います。
一人で過ごすなんて、人気のない証拠。誕生日を一人で過ごすようなそんな寂しい人にはなりたくない。
などど、どこかで思っていたと思います。
しかし、そういう見栄みたいなものは、私の人生にとって重要ではないと気づけたのも、ミニマリズムに出会ったからだと思います。
会社の同僚や友達に「誕生日どうだった?」と聞かれた時に、
スウェーデンに誕生日プレゼントとして旅行に行ったんだ、一人で。
と答えると、下記の二通りの反応があります。
1.え?一人?…そうなんだ。た、楽しかったならよかったね?
2.いいねー。そういう誕生日の過ごし方、私もやってみたいなぁ。
皆さんお分かりの通り、1.の人が思ったことはこうですね。
「寂しい人だなぁ。誕生日を知らない土地で、一人で過ごすなんて。友達いないのかな、かわいそう。」
この二通りの反応は面白くて、私自身、「あまりこの人とは気が合わないだろうなぁ」と思っている人は、だいたい1.の反応をして、気が合う人は2.の反応をします。
確かに、私は友達はそんなに多くありません。
本当に心を許せる友達は、ドイツと日本合わせても両手で数えられるくらいかと思います。
しかし、私の人生にとって大切なのは、「人気者だ!」と思われるくらいの友達がいることではなく、本当に大切な人を、大切にしてあげられることです。
というわけで、前置きは長くなりましたが、誕生日を知らない土地で過ごす旅行を自分にプレゼントしました。
海外の一人旅は初めてではなく、過去の一人旅から色々学んで改善した結果、今回はとても充実した一人旅をすることができました。
ちなみに私は、Instagramとかで「世界一周バックパック一人旅!」とか「〇カ国○都市を一人で旅したバックパッカー!」というようなタフで怖いもの知らずな女子ではありません。
そんな私でも、一人旅を充実させることは十分できたので、私の経験から、女子一人旅のおすすめな過ごし方と、考え方をご紹介いたします。
一人旅では焦らない
電車に飛び乗らなくても、朝早くおきなくても、絶対おすすめという名所を全て回らなくても良いと思いながら、私は旅の時間を過ごします。
旅先で焦ったり、スケジュールを詰め詰めにして、「全部見なくちゃ!」と必死になることは、相当なストレスです。
その土地の空気感、音、色、そして光までもゆっくり楽しむ考え方で、一人旅をしてください。
一つの場所にとどまる時間を作ることと、その時にやることを決めておく
電車や飛行機に乗っている時、歩き疲れてカフェに行った時、雰囲気の良いバーに行ってお酒を楽しむ時、ホテルで寝る前にゆっくりする時、お風呂に浸かる時。
旅というと、常に動いているイメージがありますが、一つの場所に留まる、「静」の時間も大切にしましょう。
そしてその時にやることを決めておくと、より充実した、旅先での「静」の時間を楽しむことができます。
私の場合は、
- 本を読む
- 観光などをして気づいたことをメモする
- 過去・未来について考えて、思い浮かんだことをメモする
(今回は、誕生日を一人で知らない土地で過ごしているという、「非日常の中の初めての経験」をする中で感じたこともメモしていました。)
皆さんもご存知の通り、非日常空間では、人間の防衛本能から、あらゆる神経が研ぎ澄まされています。
その研ぎ澄まされた感覚の中で行うインプット・アウトプットは、日常では見つかりにくい、新しい価値を与えてくれます。
Wi-Fiがないところも楽しむ
旅行先では、Wi-Fiが重要なツールですが、旅行先だからこそ、Wi-Fi がない「不便さ」を楽しむことをお勧めします。
Google mapsを見ないで、感覚に頼って、「こっちの方かも」と目的地まで歩いたりすると、素敵な景色やカフェ、お店を見つけたり、かわいい猫と出会ったりと、感覚を研ぎ澄ますからこそ見えてくる景色があります。
そして一人旅だからこそ、遠回りになってしまったとしても、一緒に旅行しているパートナーや友達を、がっかりさせてしまうこともありませんからね。
※滞在都市の危険なエリアは事前にしっかりと確認してください。間違ってもそのエリアに近づかないよう、そういったリスク管理は必須です。
お昼寝時間を作ろう
既に何度もお伝えしていますが、非日常空間にいると、無意識なのですが、あらゆる神経・感覚が研ぎ澄まされます。
つまり、それだけ、気づかないうちに体力も消耗されています。
そのため、私はお昼寝時間を作っています。
朝は早く起きて、朝の空気を楽しみながら散歩をして、朝食の時間を楽しむ。そして、午後、本格的に観光に行って夕食を食べてホテルに戻るまでの体力をチャージするために、お昼を食べた後に、お昼寝をします。
そうすることで午後もぐったりすることなく観光を楽しめ、美味しい夕食を食べて、大満足でホテルに戻って就寝することができます。
一人旅だからこそ、自分の体力の減り具合やリズムを見て、旅行を十二分に満足することができます。
いかがでしたでしょうか。
一人旅を初めてやってみようと思っている方、そして一人旅はしたことがあるけどそこまで楽しめていないという方に、この記事が役立てば幸いです。
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