環境を考えてエコフレンドリーな生活をしたいという方は近年多くなってきている。
そこで今回は、誰でも今日から始められる、ゼロウェイストの始め方をご紹介。
ちなみにゼロウェイストとは、無駄をなくす、つまりゴミを出さない、浪費をしない、ということ。
島国である日本で、ゴミをたくさん抱え込むような事のないよう、多くの日本人の方にゼロウェイストを初めて頂きたい。
以下紹介する内容は、お金も使わずに始められることなので、是非、生活に取り入れて頂きたい。
持っているものを使う
ゼロウェイストの基本、既に持っているものを使う方法。
The Zero Waste ChefというInstagramerは、再利用の空きビンで食材を保存しているのだが、ビン全て形はバラバラ。
それでもここまで貫いていると一つのスタイルとしてかっこいい。
そして彼女は使わなくなった枕カバーを野菜袋として利用していたり。
そう、ゼロウェイストの生活を始めるのには、まずは既に持っているものを再利用する、という所から始めよう。
外出する際はマイ箸、フォーク&ナイフ、スプーンを持って行けば、プラスチックのものを手渡される場面でも、断って持参のものを使えばいい。
このような持ち運び用のマイ橋やフォークなどは、軽くて持ち運びしやすい竹製品のものなどが売っているが、わざわざそれを買わなくてもいい。
家にあるものを、余っている布などにくるめて持ち運べばいいのだ。
必要ないものは断る
レジ袋から始まり、食べ物を買った時についてくる手拭きナプキンやプラスチックの袋に入ったおしぼり、ストロー、そして先程あげた割り箸やプラスチックのフォークやスプーン、プラスチックのコップなど。
私も袋はいらないと言ったり、お手拭きなどをいらないと言った時には、日本ではまだ店員さんに少しキョトンとされてしまうことが多い。
しかし何も悪いことはしていないので、いらないものはいらないとはっきりいいましょう。地球環境に良いことをしているのだから。
中古を買う
現在、メルカリなどがブームだが、必要な物は、まずは中古で手に入れられるかどうか、検索しよう。
さすがに竹の歯ブラシや布ナプキンなどは真新しい物にするべきだが、そういった物以外、今の時代はだいたいのものが中古で手に入る。
オンラインでなくても、町に中古販売店があれば、そこも訪ねてみると良い。
新品よりも安く手に入る場合がほとんどで、しかも他の人が使っていない、捨てる対象になるものを、買い取ることができる。
作る・DIY
デオドラント(制汗剤)、歯磨き粉、リップクリームなど…
これらは実は自分で作れるものだ。
インターネット上では多くの人がこれらを自分で作り、その作り方をアップロードしている。
自分で作るからオーガニックだし、何が入っているかきちんと理解している。
自然食品を食べる
自然食品をオーガニック食品などと混同してしまいがちだが、自然食品とは、自然に近い形の食品です。すなわち、加工されている食品ではなく、野菜そのままで売っているものです。
これらは加工食品よりもコスパが良い場合が多く、またプラスチックなどのパッケージにも入っておらずおすすめ。
野菜スープを作ったり、野菜炒めにしたり、野菜のオーブン焼きにしても良い。
家庭菜園をする
自然食品を選ぶようになったらきっと、自分で育ててみたくなってくるもの。
まずはトマトやバジル、ミントなど、簡単なものからスタートしてみよう。
もちろんオーガニック、そして自分で育てた野菜たちは、なぜか格別美味しい。
小さなことでも、できることをコツコツと習慣化する
野菜を育てるスペースも時間も、さらには歯磨き粉を作る時間もない。それでもいい。
エコバックを持ち歩き、レジ袋なしで買い物をする。
コーヒーを飲むときには店内で飲むことにするか、もしくは家でコーヒーをいれて飲むことで、持ち帰り用コップを使わずに済む。
一見小さなことだけれでも、環境のためにしっかりとゼロウェイスト活動をできている。それでいい。
Youtubeでゼロウェイストの活動!と動画をあげなくても、
InstagramやTwitterで素晴らしいDIYリップクリームを披露できなくても、
小さな活動が地球環境にとっては大きな影響となる。
今の生活の中で、また家族達との生活の中でできることをコツコツと続けよう。
Source : https://www.tinyyellowbungalow.com/how-to-go-zero-waste-on-a-budget/
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