ミニマリズムを実践し始めて、机周りとクローゼット(収納棚)の中をまずは整理して、それだけでも生活全体がすっきりしたように思います。
そんな感じで「物を減らすこと」の恩恵を確実に日々感じているにも関わらず、なかなか手がつけられなかったもの、
それが、「洋服」です。
女子にとって、洋服というものは、やはり女の子たるゆえの手放し難い部分なのです。
そこで今回は、ミニマリストの本やインターネット(日本・海外の情報)を色々調べてから私が実際に行った、少ない洋服で暮らすための方法を紹介していきます。
目次
- 洋服が多いことのデメリットと少ないことのメリット
- 洋服が少ないためにデメリットになりうる部分の対処法
- 着回し実例をアイテム別に紹介
- 飽きがこないためのコツ
- 洋服を少なくする方法(実践写真あり)
- 実践してみての感想
洋服が多いことのデメリットと少ないことのメリット
この記事を読んでくださる方は既にこの、「洋服が多いことのデメリット」や「少ないことのメリット」をご存知だと思うので、簡単にこの部分はまとめます。
洋服が多いことのデメリット
- 整理整頓が大変
- コーディネートを考えるのに時間がかかる
- 多くの収納スペースが必要
洋服が少ないことのメリット
- 質の高いものを所有できる
- コーディネートが簡単に決まる
- コーディネートによる気分のムラがない
- 自分のスタイルがはっきりする
- 流行りに左右されない
- 収納スペースがコンパクト
洋服が少ないためにデメリットになりうる部分の対処法
次に、洋服が少ないためにデメリットになりうる点として下記があります。
- ワンパターンで飽きる
- 洋服の劣化が早い
しかし、この部分の対処法として私が提言できるのがこちら。
・ワンパターンで飽きる/洋服の劣化が早い
→飽きてきたと思ったら、
売りに出した数だけ、新しいものを購入する形にする。
洋服の数が少ないからこそ質の高い洋服を買えるため、
売りに出すときも良い値段で売れるため、
そのお金でまた、質の良い洋服を購入することができます。
洋服の数は増やさず、
One out & One in
で、手放した数だけ新しいものを購入できるようにしましょう。
また質の高い洋服は耐久性も他の物に比べると高いですし、
また高い値段なので、私たちの扱いも丁寧になります。
着回し実例をアイテム別に紹介
「ミニマリストの定番アイテム」と言われる洋服別に、オシャレな海外ファッショニスタと、彼らの着回し実例を、写真付きで下記の記事で紹介しています。
このような形でアイテム別にまとめているので、参考にしてください。
そしてこの記事の後半に、飽きがこないためのコツを、海外ファッショニスタの実例から2点、まとめてありますので、記事の後半部分でご覧ください。
洋服を少なくする方法(実践写真あり)
オシャレなミニマルスタイルの方のコーディネートを見て参考にした後は、早速洋服を少なくする方法を元に実践に入ります。
その方法は、海外ミニマリストが行っている「カプセルワードローブ」を作り、少ない洋服でもオシャレに着まわすものです。
こちらの記事で紹介しておりますのでご覧ください。
こちらの記事の中には、カプセルワードローブ内のおススメ洋服アイテムとその枚数のリストもあります。
まずはリストに、実際に今自分が持っている洋服の数を書き出すことで、どれだけの洋服を自分は持っていて、どこから減らして行くべきかが目に見えてわかります。
ちなみに私が初めてこのリストを使って自分の洋服の数をかぞえたときの結果がこちらです。
閲覧注意と入れたいくらい、ひどい結果となっているので、広い心で見てくださいね。(汗)
現実をまずは知り、そこからミニマリストの枚数に近づけていく作業ができます。
実践してみての感想
最初にも書きましたが、断捨離をスタートして洋服に手を出すまでに時間がかかりました。
「断捨離をしなければ」と思った時に、洋服というものが、私に幸福感をもたらしてくれていることを、改めて実感しました。
しかし、多くのミニマリストの方が仰っているように、
そしてスティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが行っているように、
少ない洋服で「私服の制服化」をすることで、
その日に着る洋服の選択に頭を悩ますこともなく、
その分自分の大切なことに時間を回せる大きな利点があります。
その利点を十分に理解して、少ない洋服で暮らす選択をしようと私は思い、実践をしました。
しかしミニマリストの方を見ると、所有している洋服がものすごい少なくて、今の私にはレベルが高すぎる…と思ってしまう人は、私以外にもたくさんいらっしゃると思います。
だからこそ、色んな情報を集めて、実践して、その方法を皆さんにお届けしたいと思いました。
実際に私はまだ、有名なミニマリストの方のようなカプセルワードローブを完成できていませんが、
カプセルワードローブ完成のために、私なりに実行している、少ない洋服の暮らし方への歩みを、こちらにまとめます。
まず、洋服の断捨離時に気を付けたポイント。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ』の著者、佐々木典士さんも書籍内でおしゃっていたが、不要になったものを目の前に、人々はものすごくクリエイティブになってしまいます。
- この靴下は穴が空いてしまったけど、この部分を何かに使える。
- 汚れても良い服を着てこなきゃいけないイベントがあるかもしれないから、その時用にとっておこう。
などなど。
クリエイティブを発揮して、どうにかこうにかしてそれを手放さない方法をあみ出してしまった時は、我に返って、既に本来の機能をなさなくなっているものは、手放しましょう。
- 本来の機能をなさない物や明らかにいらない物は捨てる
- それでも残ったものは友達に譲るか、寄付、もしくは売りに出す
そしてある程度洋服の数が絞られたら、次は日々のコーディネートで、いる・いらないを判別します。
今持っている洋服を端から順番に着て、着た時に気分が上がらなかったものは、レギュラーから外れて手放す対象にする、というものです。
この方法をしようと思ったきっかけは、ミニマリストのかぜのたみさんです。
かぜのたみさんは、ザ・ミニマリストで、私服の制服化をされている方です。
彼女が仰っていた言葉で目からウロコだったものがあります。
この後紹介するyoutube内で、少ない服で着回す私服の制服化をしてよかったところとして、
「コーディネートのキマった、キマらないで気分の上がり下がりがなくなったことが良い」
と、仰っていたのです。
その動画はこちら:
これ、本当にそうなのです。
コーディネートがキマった、キマらないで、気分が全然違う。。。。
あんなに時間をかけて洋服を選ぶのに、予想以上にキマらなかった時の無念さたるや…
かぜのたみさんの言葉を受けて、ただただ順番に沿って毎朝その洋服を着て、
「なんかこれキマリづらい」
とか
「なんかこれ、気分上がらない」
という洋服はレギュラーから外しています。
早速先日Zaraの黒ワンピースが、思ったほど気分が上がらないことが判明し、レギュラー落ちとなりました。
この方法で四季を過ごせば、ある程度自分がどういう服が自分には似合っていて、気分が上がって好きなのかがわかってくるかと思っています。
それを続けることで洋服の数が減っていき、洋服の選択に頭を悩ます時間が減り、気分が上がる洋服だけが毎日着れるのは、とても気持ちが良いものです。
ご参考になれば幸いです。
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